j_step(外部変形)

ダウンロードした【j_step.lzh】を解凍します。【j_step.bat】、【j_step.exe】、【J_Step.dat】、【J_StepHelp.chm】のファイルが出来ます。これらのファイルを、jwwのインストール下位の任意のフォルダ(名前の中に空白を含まない)に移動します。

jwwを起動し、「外部変形」で【j_step.bat】を指定します。

メッセージに従い、基点を指示すると【j_step.exe】に処理が移り、下記の画面になります。

 階段タイプを選択し、上記の画面で入力し実行します。

【概要説明】

1、

線色選択のコンボボックスは、レジストリに記録されている色を読込んで背景がその色になるようにしてあります。
しかし、環境設定ファイル「jw_win.jwf」があると、その内容が優先されますので色が異なる場合があります。一例として背景色がレジストリでは黒になっていても、環境設定ファイル「jw_win.jwf」の内容で白になっていれば背景色が白になります。

2、

操作画面の水色の部分(線色のコンボボックスは異なる色の場合があります)の値を入力します。途中操作画面中のブルーの文字部分が赤く反転した状態になる場合があります。これは、法規的に不可になる部分を明示するようにしてあります。しかし、建物の用途によりその判断が異なりますから、一般住宅の基準で判断するようにしています。

3、

スラブ厚については、最低厚さを120以上にしてあります。

4、

下階、上階の端部のスラブの止まり位置は、スラブ底の交点からおよそ500伸ばすようにしてあります。

5、

作図されるレイヤについては、書込みレイヤです。アプリ終了後に作図者によって自由にレイヤを分けてください。

6、

踊り場の最低段数は3段以上、最上段数は6段以上です。最上段と踊り場の段数差は3段以上。これ以下の階段は作図できません。

7、

寸法は作図できません。

8、 以後折返し階段の説明
折返し階段のタイプのみ機能を制限してあります。

折返し階段のタイプを選択すると、下記のメッセージが出ます。

認証手続きについては、ダウンロードしたファイルに同梱のヘルプファイル参照。

折返し階段タイプの場合、踊り場の下段側、上段側の段のずれの指定でその値が「-2」の場合、踊り場底と下段底、上段底が交差すると、その交差する部分とスラブ底が僅かにずれる場合があります。このずれは踊り場スラブ底を下方に増打すれば解消できます。この増打が100以内であればその旨のメッセージを表示します。

作図指定の「□手前側を下段側にする」の指定は、当然ですがチェックがない場合は手前側が上段の指定になります。

作図指定の中の「□塗潰しを行う」は、「□手前側を下段側にする」、「□踊り場より上段を作図する」、「□踊り場より下段を作図する」の組合せでアクティブにならないようにしてあります。

躯体線の指定で、線種について姿図になるケースでは、強制的に点線になるようにしてあります。